オーストリア旅行記

ハプスブルク旅行記

きゃなこさんの旅行記

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旅行記タイトル:オーストリア旅行記

旅行期間:2003/09/12〜2003/09/18

旅行記の内容:★行程★
9/12 成田→アムステルダム→ウィーン
英国航空で行くはずが急遽欠航のため、その場で手続きを済まし、KLMのアムステルダム経由でウィーンに入る。


9/13 ウィーン
美術史美術館、ホーフブルク(王宮)

9/14 ウィーン
カールスプラッツ駅舎、ウィーン少年合唱団鑑賞、王宮美術館、シェーンブルン宮殿、カール教会、グラーベン

9/15 ウィーン
メルクへ1day trip。
メルク修道院、シュテファン大聖堂、グラーベン

9/16 バード・イシュル(ザルツカンマグート地方)
ウィーン→(電車)→ザルツブルク→(バス)→バード・イシュル
街中をサイクリング

9/17 バード・イシュル
バード・イシュル→(バス)→ザンクト・ヴォルフガンク→(登山鉄道)→シャーフベルク山→(鉄道)→ハルシュタット→(鉄道)→バード・イシュル

9/18 バード・イシュル、ザルツブルク
バード・イシュル→(バス)→ザルツブルク→(鉄道)→深夜:ハンガリーに入国
ミラベル宮殿、レジデンツ、ホーエンザルツブルク城

         ?ハンガリー編へ続く?

写真:★行程★
9/12 成田→アムステルダム→ウィーン
英国航空で行くはずが急遽欠航のため、その場で手続きを済まし、KLMのアムステルダム経由でウィーンに入る。


9/13 ウィーン
美術史美術館、ホーフブルク(王宮)

9/14 ウィーン
カールスプラッツ駅舎、ウィーン少年合唱団鑑賞、王宮美術館、シェーンブルン宮殿、カール教会、グラーベン

9/15 ウィーン
メルクへ1day trip。
メルク修道院、シュテファン大聖堂、グラーベン

9/16 バード・イシュル(ザルツカンマグート地方)
ウィーン→(電車)→ザルツブルク→(バス)→バード・イシュル
街中をサイクリング

9/17 バード・イシュル
バード・イシュル→(バス)→ザンクト・ヴォルフガンク→(登山鉄道)→シャーフベルク山→(鉄道)→ハルシュタット→(鉄道)→バード・イシュル

9/18 バード・イシュル、ザルツブルク
バード・イシュル→(バス)→ザルツブルク→(鉄道)→深夜:ハンガリーに入国
ミラベル宮殿、レジデンツ、ホーエンザルツブルク城

         ?ハンガリー編へ続く?

ウィーンでの宿泊ホテル
ホテル名:「ベストウェスタン ハーモニー」
値段:7100円/泊
ロケーション:ウィーン大学近く。
U4のショッテントーア駅徒歩7分程度。
中心地までは地下鉄で10分程度。

感想:閑静な邸宅街にあるホテル。
夜は静ずまりかえっているために、少し怖く思った記憶もある。

ただホテルに着いてしまえばとてもキレイで、フロントの対応も良く、朝食もおいしい。

値段を考えればかなりコストパフォーマンスが良いホテルと言える。

マリア・テレジア広場に建つ、マリア・テレジアの像。


ハプスブルク帝国の女王にわずか23歳の若さで即位し、西ヨーロッパと比較して遅れていた中欧の改革を行う。

特に教育制度とインフラ整備は後世になっても高く評価されている。

幼なじみであった夫(フランツ・シュテファン)との間には16人の子供に恵まれ(その中にはかの有名なマリー・アントワネットもいる)、彼らの婚姻政策によりハプスブルク帝国の領土拡大に努めた。


在位40年間は他国の侵略や戦争に大半を費やすことになったが、母として妻として家族とともに幸せな生活を送った。


マリア・テレジアの像に向かって左側にはヨーロッパ3大美術館といわれる「美術史美術館」がある。

1881年に完成した新古典主義建築で、新王宮を手がけたカール・ハゼナウアおよびドイツ人名建築家のゼンパーによって建てられた。

館内はハプスブルク家が所有していたの膨大なコレクションが展示されている。

みどころはブリューゲルの作品と言われている。

その他、クリムト、ヴェラスケス、クラーナハ、ルーベンスなどの巨匠の作品も興味深い。

美術史美術館正面階段。

とても壮麗なつくりとなっている。

美術史美術館の天蓋。

黒大理石の柱に支えられたアーチ型の上壁と天蓋に施された装飾が美しい。

この下はカフェになっている。

こんな美しい装飾を見ながらの一休みなんて贅沢な時間だ。

雨上がりの遊歩道。

しっとりした雰囲気でなかなか趣深い。

王宮内のミヒャエル門。

時折馬車や衛兵たちが通る。
その光景は現代とは思えないほど、往時を偲ばせる。

旧王宮内の宮廷銀器コレクション。

ハプスブルク家歴代の食器コレクションで、ヨーロッパ各地の名だたる名窯の最高級のディナーセットやティーセットが展示されている。

どれも皆、目がくらむような美しさ。

テーブルコーディネイトの実地修学になりそうな博物館である。

ウィーンの繁華街であるグラーベン通りの露店フラワーショップ。

漠然とお花を展示しているだけかもしれないが、どことなくオシャレ。

グラーベン通りの路地を少し入ったところにあるレストラン。

全てバイキング形式で、オーダーしてから調理してもらうことが出来る。

観光客向けというよりも、仕事帰りのサラリーマンがふらっと立ち寄って軽食を取っていくという姿を多く見かけた。

このレストランは滞在中3回ほど利用した。

地下にあるのだがGrand Floorからの眺めはディズニーの世界のようであった。


奇しくもレストラン名を失念してしまった。

これはカールスプラッツ駅舎である。

現在は使用されていないが、19世紀末まで地下鉄の駅舎として利用されていた。

完成したのは1899年。
オットー・ヴァーグナーによって建てられた。

建築様式はユーゲントシュティール。

仏語でアールヌーボーである。
独語圏ではこのように呼ばれている。

共に、曲線や植物の模様などを取り入れ、従来の様式に捉われないデザインを指す。

朝日に反射してキラキラと輝く黄金のツタとひまわりの装飾が美しかった。

こちらは王宮内にある王宮礼拝堂。

とても小さいが、ここの知名度は世界的。

というのもウィーン少年合唱団のコーラスが聞ける教会であるからだ。

彼らの歌声は夏休みを除く日曜のミサで聞けることが出来る。

小さい教会のためなかなか見つからない。

そのため私が到着したのは開始10分前であった。
その頃には教会は人で溢れかえり、遅く来た人はモニターで見るしかなかった。

礼拝堂で座り天使の歌声を聞くには事前に予約が必要だ。

詳細はココ→http://www.austria-connection.at/anto/3aussenstelle2...1.html

こちらは王宮宝物殿にある歴代の神聖ローマ帝国行程が受け継いできた冠である。

オットー大帝が即位した10世紀後半のものと思われる大変貴重な所蔵品である。

その他、神聖ローマ帝国に関わる財宝が多く展示されている。

こんなオーセンティックで煌びやかな展示物たちを目にすることは他国でもなかなかないことだ。

ホーフブルク(王宮)前の広場。

一部工事中であったが、建物に付随する彫刻が力強く美しい。

ホーフブルク前のコールマルクト(高級ブランドが軒を連ねる通り)を通る馬車。

私がこれぞヨーロッパと思える風景であった。

ここがかの有名なシェーンブルン宮殿。

「シェーンブルン」とは美しい泉のこと。

17世紀初頭、マティアス皇帝がこの地にあった狩の際に利用する城で泉を見つけたことに由来する。

この城はトルコ軍に破壊されたため、レオポルト1世の時代の1696年にフランスのヴェルサイユ宮殿を凌ぐ居城にという目的で再度建設工事が始まった。

設計はオーストリア・バロック最大の建築家、フィッシャー・フォン・エアラッハ。
工事は彼の亡き後も続き、18世紀半ばのマリア・テレジアの時代まで続く。

宮殿の外壁は「マリア・テレジアイエロー」と名づけられた美しい高貴な黄色で塗られている。


宮殿内は日本語オーディオガイドやガイドブックがあるため難なく観光することが出来る。

シェーンブルン宮殿の庭園。

ここは宮殿とともに世界遺産に登録されている。

丹念に手入れされた花々と芝生が美しい。

宮殿内の大ギャラリー。

シャンデリアとフレスコ画を写してみた。

宮殿と向かい合うようにして建てられたグロリエッテ。
マリア・テレジアが戦争で命を失った臣下たちの慰霊のために建てたギリシア風の建物。

宮殿から近いように見えるが、上り坂になっていて徒歩10分でグロリエッテに到着するものの、ちょっとした山登り気分。

現在グロリエッテの中はカフェになっている。

ここから見下ろす宮殿およびウィーンの街並みは美しい。

カールスプラッツ駅舎近くにある、カール教会。

18世紀前半、バロック最大の建築家フィッシャー・フォン・エアラッハが手がけた、ウィーンで最も美しいといわれているバロック教会。

一対の大円柱にはらせん状のレリーフが刻まれ、正面の入り口の上にはペストに冒された市民の惨状が描かれている。

威風堂々とした雰囲気の教会である。

ゼツェッシオン(分離派会館)。

19世紀後半に古い芸術や因襲に拠る芸術家に対して、新たな芸術の創造を目指した人々は分離派であるゼツェッシオンを結成した。
この建物は彼らの拠点であった。


先ほどのカールスプラッツ駅舎と同じようにこの建築様式はユーゲントシュティール(仏語:アールヌーボー)である。
ただこの建物は曲線のモチーフを最低限に抑えている。

天井の黄金の球体はオリーブの葉をモチーフにしているといわれているが、なんとなく葱坊主のようである。

建物内にはベートーベン・フリーズと呼ばれるクリムトによるフレスコ画がある。
これはベートーベンの第九交響曲終章「歓喜の歌」を表しているという。

メルクの風景。

ウィーン西駅から鉄道にゆられ1時間20分ほどで到着する、メルク。
ここは世界遺産であるドナウ川のヴァッハウ渓谷の起点になっている街である。

ここからクルーズ船が発着している。

ヴァッハウ渓谷観光についてはこちら→http://www.austria-connection.at/anto/104aussenst_allgemeine_in.html
もちろん、私も船に乗るために訪れたのだが、この街のあまりの美しさとロマンチックな雰囲気に心を打たれのんびりと1日過ごすことにした。


山の上に見えるのはメルク修道院。

メルク修道院内の図書館。

この修道院は11世紀末の建造だが、18世紀に再建されたため中世を思わせる雰囲気はあまり残っていない。

どちらかというと、フランスのヴェルサイユ宮殿のようなきらびやかで豪奢なつくりである。

実際、ハプスブルク家のマリー・アントワネットがフランスのルイ16世のもとに嫁入りする際の道中に、この修道院に立ち寄り、数日宿泊したとか。

派手好きの彼女の好みであったのだろうか。

メルク修道院内のフレスコ画。

メルク修道院から見たメルクの街並み。
本当にこじんまりとした小さい街。

かわいい雑貨店やレストラン、家族経営のプチホテルなどが軒を連ねていた。

メルク修道院内の聖堂部分。

修道院内の螺旋階段を下から眺めた写真。
長い間見つめていると目が回ってくる。

修道院内の階段。
ピンクの装飾が何とも言えなくかわいい雰囲気である。

メルクからウィーン西駅に戻る車内から眺めた風景。

どこまでも続く草原、そして小鳥たちのさえずり、畑を耕す人・・・とてものどかな風景である。

バード・イシュル(オーストリアのザルツカンマグート地方)の街並み。

ここまではウィーン西駅よりザルツブルク中央駅まで鉄道で約3時間。
そしてそこからローカルバスに乗り換え、1時間半ほど。

ロードマップはこちら→http://www.salzkammergut.at/sixcms/detail.php?template=det_skg&_lang=e&_seite=http://www.salzkammergut.at/sixcms/detail.php?template=det_skg_anreise&_bildoben=Urlaubsberater

ザルツカンマグート地方はオーストリアの湖水地方のこと。

山と湖が見事なコントラストを描くこの地方は風光明媚な名所が続く。

昔は、岩塩鉱脈があったようで、塩産業で栄えていた。

近世になってからはほとんどの塩坑が閉鎖されたため、近代化から取り残されてしまった。

だがそれが幸いし、現在では多くの美しい景観が訪れる観光客を楽しませてくれる。

ちなみにこの地方はジュリー・アンドリュース主演の「サウンドオブミュージック」のロケ地である。

映画を見て訪れると楽しさが倍増するかもしれない。


バード・イシュルはザルツカンマグート地方の玄関口。
鉄道やザルツブルクからバスが頻発しているので、地方の中で最もアクセスしやすい街。
ここを拠点にザルツカンマグート地方を観光すると良いと思う。

バード・イシュルの緑の散歩道

ハプスブルク皇帝フランツ・ヨーゼフ(1848?1916)と妻のエリザベートの別荘。
美しい庭園の中にある。

バード・イシュルの夕方の風景。

ザンクト・ヴォルフガングの街並み。

バード・イシュルからタクシーで20分ほど。
この日シャーフベルク山に登りたくて、起点となるこの街に立ち寄った。
ここからシャーフベルク鉄道は発着している。

ミヒャエル・パッハーのオペラで有名になったホテル「白馬亭」をはじめ、街のほとんどの建物がホテルらしい。

バード・イシュルでの宿泊ホテル
ホテル名:「クラシック ゴールデン シフ」
値段:14800円/泊
ロケーション:鉄道駅より徒歩10分ほど。
中心広場からは徒歩3分ほど。
とても観光しやすいホテル。
さすが4つ星だけあって、朝食はおいしいし、部屋もとても広かった。

驚いたのは部屋の鍵は宿泊者皆の共有ボックスに入れるということ。

危ないと思ったのだが、ホテルの人はそれが普通だからと言う。
何も問題はなかったが、それほど治安がいいということか。


ちなみにこの街は注意点が1つある。

田舎だから仕方ないのかもしれないが、全てのお店は18時に閉まる。
レストランもほとんどないために、この時間までに全ての用事を終わらせなくてはいけない。

食料調達しぞびれた私たちは1日目はマック、2日目はかろうじて開いていたスーパーの売れ残りの食料で凌いだ。

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